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帰化したことが分かる戸籍と転籍

昨年は、3.11の大震災があり、帰化申請をキャンセルする方も多かったとか。わたしが受任中の方は、帰化をあきらめる方こそいませんでしたが、途中で帰国した方もいらっしゃいました。1ヶ月ほど帰国した方、2週間ほど帰国した方。家族に会って日本の様子を伝え、安心(といっていいものか)してもらったそうです。 

さて、 

帰化する=日本国籍をとる=戸籍が編成される  

ことですから、帰化のOKがでて、帰化届出を行うと戸籍謄本や住民票が作成されます。ここで、帰化のために戸籍謄本が編成されたことが載りますので、あきらかに外国籍の方で帰化された方は別として、特別永住者の方にとっては、その記載を表示されないようにしたいというご事情もあるかもしれません。

 

転籍をすれば、帰化事項の記載は移記されませんので、管轄外に転籍をすればそれ以前の事項は除籍謄本をとらないと分からない、となります。

離婚などでもそういう話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

 

気になるようであれば、本籍を移すことも検討してもいいかもしれません。実際、会社の方も友人もほとんど国籍のことを知らず、話したこともなく、という方もいらっしゃって、帰化した後、ご実家の場所に転籍されたことがある方もいます。

 

ただ、帰化したことの事項がかいてある書類を求められることも法律上の手続きでは、よくありますので、安易な転籍はおすすめはしません。(そうなると、ひとつ前の戸籍(除籍)を以前の本籍地からとることになります) 

また、転籍=パスポートや運転免許証に記載された本籍地の変更届が伴う!ということも気を付けるところと思います。 

ただ、転籍すると、戸籍には帰化された事項が移記されない、ということは知識として知っておくと良いと思います。