帰化申請は家族あっての自分を再確認すること

今日で平成も終わりです。

年末年始、年度末(3月)、そして怒涛の4月。本当にいそがしい日々でした。4月はいろいろ駆け込み案件もあって、かなり余裕がない日々でした。

 

そして10連休。書類の整理や気持ちの整理。家の断捨離。すこし立て直しができた気がします。

 

いま進めている帰化申請の一つは、戦前、戦後の書類を集めたり調べることがあり、本当に勉強になり、依頼者の方とコミュニケーションをとりながら進めています。

いまや当時のことをご両親に聞く術もない面があり、不明瞭な点もありますが、残った書類からいろいろ類推し、申請者の方も亡きご両親に思いを寄せる機会となっていると思います。

 

記載事項証明書はご本人の手書きの書類の写しなのですが、両親の届出書に記載された字を見たり、当時の証明書をみることはとっても感慨深いことと思います。収集は理由がある人しか認められず、そうそう請求はできません。

今回は、亡きご両親や兄弟姉妹の登録原票も請求する予定です。抽出に時間がかかることが予想されますが、ヒントになる可能性もあるので、トライしてみます。

 

帰化申請はいままでの人生を振り返って、今後日本人として日本で生きていくために様々な書類をそろえます。シニア世代になってからの帰化申請は数多くお手伝いさせてもらっていますが、はやり膨大な書類の収集にあきらめてしまう方も少なくありません。

某H局の案内も専門用語ばかりですし、あまりこちらの話や意向をくみ取ってくれるわけではありません。我々の要請する書類を集めてくださいね、以上。という雰囲気ですので、なかなか相談をもちかけたり、代替書類の案を出してもらうなどといいだすことは難しいです。

 

この点は私たちが間にはいって、相手の様子をみながら話を切り出し、模索し、調整していくことができますので、ぜひ、二人三脚でゴールをめざしていければと思います。

 

 

平成の半分、このお仕事についてきて、また新たな時代も、、依頼者の細かい点、ちょっとした気持ちに気が付けるよう、依頼者の「こうしたい」を実現させるべく仕事をしていきたいですね。