
少し前に、友達の紹介ということで、日本の会社で働く女性の更新を頼まれました。
更新が頼まれる、ということは、「何かある(かもしれない)」というのがこの仕事あるあるなのですが、
紹介してくれた人はよく知っている人なので、お会いすることに。
・転職したばかり(社会保険加入)
・直近1年は4ヶ月くらい一時帰国(→体調回復)
・昨年末に引っ越ししている
住民税の書類をとってもらうと、滞納があることがわかりました。会社の特別徴収になっていないので、何かあるかな、と。とりあえず滞納はきちんと支払わないと行けない説明をして支払い完了。
その後、書類を進めていくと、いろいろザクザク判明。
彼らは読めない文書をバサバサたくさん抱えています。(本来はすぐ読める人に聞かないとダメです!!)
前職を退職後、国保・国民年金になっている期間の未払があることが判明。さらに、もう一つの自治体の住民税も滞納がありました。さらに、5年ほどまえの留学生時代の未払も判明。膨大な督促状が来ていて、引っ越しもしているため、わかりにくく整理するのが大変でした。いくつかの自治体に一緒に行って、支払い状況を確認。あたらしい納付書を出してもらいました。
専門学校時代はアルバイトをきっとしていただろうから、その国保が金額が高く、そして、納付書をみて払わなかったの?と聞くと、友達が払わなくていい、と言った、ということでした。(←怒って、きちんと説明しました)
・住民税滞納の解消
・国保の滞納の一部解消(一部の自治体は完納、引越し前のは交渉して分割払い)
・国民年金の退職による支払い免除の手続きの書類を一緒に読んで手続き
国保の納付証明などは、「コンビニ支払い」などでは、市役所にデータがいくのが10日とか2週間(!!)かかるらしく、領収書の原本を役所に持ってきたら発行します、と言われて、引越し前の役所(遠い)に一緒に行きました。
国保の支払いをしていないケースは年に2-3件、遭遇します。
2024年は3人の国保SOSがありました・・・。
会社員なら大丈夫、と思ってはいけない、その人のそれまでの経歴(かくれ国保に注意)による、と感じます。
で、その方は無事に更新ができました。
なんと、3年をもらうことができ、すごく喜んでくれました。
それからはわからない文書があると、よく聞いてくるけど・・・。
日本の生活の多言語情報があふれかえってますが、読まない人には伝わらない、ですね。
ほんとむずかしいです。